2005年07月17日

7月大歌舞伎『NINAGAWA 十二夜』


蜷川幸雄の舞台をずっと観たいと思っていた。

歌舞伎にも興味はあったし、さらにそれが蜷川演出なら
一石二鳥との思いもあり、高いチケットを買ってしまった。

いざ舞台が始まると、全面鏡張りが登場し、自分たちの姿が
写っていて、座席の通路にある灯りが、灯篭のように列をなし、
息を飲む。そうかと思うと、満開の桜が登場し、照明が当たると、
場内には、おぉっと言った吐息がこぼれていた。
鏡を使うといった発想、すばらしいと思った。

本当に、目を奪われるくらいキレイで、セットも衣裳も絢爛豪華、そのもの。
そもそも歌舞伎の舞台でもある。艶やかなのは当然なのかもしれないが、
引き込まれた。それとも、これが、蜷川演出の特色ゆえなのだろうか。

シェークスピア「十二夜」は喜劇。歌舞伎になっても、当然それは面白く、
また、菊五郎、菊之助の早替えも見事だった。
女形って、本当に女性みたいなの。男の人とは思えない。

歌舞伎の知識なんてこれっぽっちもないけれど、
「伝統ってすばらしい。日本人であることは誇りだ」って勝手に思ってた。

ほんと、人生初の歌舞伎座は、とてもワクワクした。
一人で観にいったけれど、時間なんてあっという間。
開演16:30からで、全て観終わるのは21:00。
休憩2回をはさむ4時間半の長丁場だけど、
そんなことを感じさせないくらい、グッと引き込まれた。

歌舞伎、蜷川、ともに初体験だったせいか、久々に興奮した。
あまりに夢中になりすぎて、途中、自分の席の周りに人が居ることすら
忘れてしまったくらい。身を乗り出して観ていた。

そして、とにかく初めてだから、何でもやってみようと思って、
場内にある土産物屋さんをじっくり眺め、試食物は全て味見をし、
売店で冷たい抹茶を飲んでみたり、パンフ買ったり、
コインロッカーに荷物入れてみたり、歌舞伎揚げ買ったり、
イヤホンガイドも借りてみた。

ホントは食事も予約して、幕間の休憩時間に食べることも出来たけど、
一人だったし、歌舞伎座の中を楽しみたくて、今回はやめちゃった。

歌舞伎、気に入ったかも。
今度は歌舞伎の古典といわれるものを観てみたいと思った。
もちろん、イヤホンガイドも一緒に。
このイヤホンガイド、バカに出来ない。
たまにセリフと説明がかぶるときは、邪魔くさいけど。

そして、イヤホンガイドが要らなくなったとき、
きっと歌舞伎に精通しているんだろうな。


7月大歌舞伎『NINAGAWA 十二夜』
作 :W・シェークスピア
演出:蜷川幸雄
出演:尾上菊五郎、尾上松緑、市川亀治郎、尾上菊之助、
   中村時蔵、市川段四郎、市川左團次 








posted by tiny baby at 01:18| Comment(0) | TrackBack(1) | ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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